介護の仕事をしているといろんな利用者さんと出会います。そして、別れがあります。大切な思い出です。

認知症介護と公的施設サービスについて

介護の仕事で知り合った素敵な出会い

人間、誰もが歳を重ねていきます。今はオムツをしていたり、認知症になってしまった人もなりたくてなっているわけではありません。利用者さんの多くは、誰かと喋ったり触れあうことが好きです。まだ若いのに重度の認知症のおばあちゃんがいたんですが、人とゆったり喋っていると認知がいたんですが、和らいで優しい顔になります。それが人に暴言をはかれたり、邪魔者のように対応されると顔つきがきつくなって認知症の症状である徘徊や暴言、幻覚などがひどくなるんです。やはり人は認知症でも、心はしっかりしているので適切な対応が必要なんだと実感させられました。

今までで一番印象に残ってる出会いは、私の曾祖母ちゃんにそっくりの利用者さんでした。当時、曾祖母ちゃんはすでにいなかったので、その利用者さんがいてくれることが私の癒しでした。日向ぼっこが大好きで、後ろから急に抱きついてきて驚いていたら「ごめんね〜」とすごく照れた顔で笑っていました。突然、転倒されて寝たきりになってしまった時にあまり言葉も喋らなくなってしまい、そんな時に私が下の名前を呼ぶと「恥ずかしいがね」とまた照れた顔をして微笑んでいました。だんだん食事も出来なくなり、あまり動かなくなってしまったのですが、毎日声をかけていろんな話をしました。

私が結婚し、妊娠をした報告をするとあまり動かない手を赤ちゃんの頭を撫でる仕草をしながら「可愛いね」としてくれた時は本当に嬉しくて涙が止まりませんでした。介護にはそんな素敵な出会いがたくさんあります。この仕事をしていて、本当に良かったです。