旧ヘルパー2級制度に変わり2013年より開始された介護職員初任者研修の内容と旧ヘルパー2級資格との変更点

認知症介護と公的施設サービスについて

介護職員初任者研修を終了して

2013年の4月よりヘルパー2級資格が介護職員初任者研修制度に変更され資格取得の際の条件もいくつか変更がありました。旧ヘルパー2級資格取得の際に義務付けられていた介護事業所への現場実習が必要ではなくなり旧制度では実施されていなかった修了試験が義務付けられ100点満点中60点以上を取らないと修了証がもらえなくなりました。

以前のヘルパー2級制度が訪問介護に重きを置いていたのに対し介護職員初任者研修では訪問介護、施設介護の両方に対応できるように学習内容も幅広くなっています。現場実習が義務ではなくなり生徒同士での介護演習だけで良くなった背景には介護現場での慢性的な人手不足のため短期間で介護の基礎的知識と技術を身に付けてもらい介護現場への就労を促進する狙いがあります。ハローワークや求人サイトでは介護職の求人が数多くあるのですが重労働な仕事内容に対し賃金が低く、介護業界で就労を希望する人が少ないのが現状で特に男性で結婚して家庭を持ちお子さんをお持ちの方は介護の仕事では給料面で家族を養っていくのが難しいのが現状で介護業界は圧倒的に女性が多く契約社員やパートなどの非正規雇用が介護業界でも非常に多くなっています。これからの日本はますます高齢化が進み介護が必要な方がますます増えてくることは確実で昨今、検討されている移民の受け入れもこのような人手不足解消が背景にあり人口減少社会ではもはや日本人だけでは働き手が足りなくなってくるのは当然で人事と思わず国民全員が介護に関する諸問題について考える必要が出てくるのではないでしょうか。